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ロマチェンコが流行らせたこの技しってますか?

morito205y
くま会長と子くまんのボクシング談義 — ロマチェンコのグローブコントロール
初心者子くまん
子くまん(初心者)
「会長ー! この前ロマチェンコの試合見たんですけど、あの人って相手のグローブを手で引っ張ったり、ずらしたりしてからパンチ打ってますよね? あれって反則じゃないんですか?」
くま会長
くま会長
ほう、よく気づいたな。あれは「グローブコントロール」って呼ばれるテクニックじゃ。確かにルールの上では「つかんで保持する」のは反則なんだが、ロマチェンコはつかむのではなく、一瞬タッチして角度を作ったり、軽く押してスペースを作ったりしておる。だから審判に咎められることは少ないんじゃ。
初心者子くまん
子くまん(初心者)
へぇ〜、じゃあ完全な反則ってわけじゃないんですね。でも、見てると結構あからさまに相手のガードをどかしてるように見えますよ?
くま会長
くま会長
そこがロマチェンコの巧さよ。例えば、相手が両手で顔を固めてガードしたとするだろ? 普通の選手ならその上からパンチを打ち込むか、ボディに回すしかない。しかしロマチェンコは、相手の左グローブを右手でちょんと押し下げて、その隙間に左ストレートを差し込んだりする。ほんの一瞬の動きで「つかむ」というより「はたく」に近いから、審判も流してしまうんじゃな。
初心者子くまん
子くまん(初心者)
なるほど! ちょっとした工夫なんですね。でも、それって相手からしたらすごくやりづらいですよね?
くま会長
くま会長
うむ。相手はガードを固めて安心しているのに、急にその手がずらされて視界が空く。そこに正確無比なパンチが飛んでくるから、精神的にも削られるんじゃ。しかもロマチェンコはフットワークが速い。横に回り込みながら手を触ってくるから、気づいたときには角度を取られている。
初心者子くまん
子くまん(初心者)
うわぁ……。まさに「ハイテク」って感じですね! でも、もし僕が対戦相手だったら、つかまれそうになったら払いのけたりしていいんですか?
くま会長
くま会長
もちろんじゃ。ただし払いのける動作が強すぎると、逆に自分の体勢が崩れる。だから冷静に、自分のリズムを保ちながら対処せねばならん。世界トップクラスの相手になると、そういう細かい攻防一つで勝敗が左右されるんじゃよ。
初心者子くまん
子くまん(初心者)
はぁ〜……。やっぱりロマチェンコってすごいんだなぁ。単にパンチが速いとか強いとかじゃなくて、相手の意識や体の動きを全部コントロールしてる感じですね。
くま会長
くま会長
その通り。ロマチェンコの戦い方は「チェス」に例えられることが多い。次の一手を常に読んで、相手が動く前に盤面を整えてしまうんじゃ。グローブをずらすのも、その一手の布石というわけじゃな。ただし注意しておくと、アマチュアボクシングではそういう行為はすぐ反則を取られる。だからプロ特有の駆け引きなんじゃよ。
初心者子くまん
子くまん(初心者)
へぇ〜! アマチュアだったら即アウトなんですね!
くま会長
くま会長
そういうことじゃ。だからロマチェンコもアマチュア時代にはそういうテクニックはあまり使っていなかった。プロに転向してから磨き上げた武器なんじゃ。大切なのは反則スレスレの技術を盗むことじゃなく、どうやって自分の攻撃を通すかを考えることじゃからな。
初心者子くまん
子くまん(初心者)
はーい! でも会長、やっぱり僕、ロマチェンコみたいに相手を翻弄できる選手になりたいです!
くま会長
くま会長
その心意気はいいぞ、子くまん。ならまずは基礎を徹底的にやるんじゃ。フットワーク、ジャブ、ディフェンス。それらが揃ってこそ、ロマチェンコのような高度なテクニックも活きる。焦らず一歩ずつ積み重ねるんじゃぞ。
プロの駆け引きとしての「グローブコントロール」は、つかむ=反則と区別される微妙な“触れ技”であり、アマチュアでは即反則になる――基礎を固めてから応用を学ぶことが大切、というまとめ。

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