手足の長さ・胴体の太さ キックボクシング・ボクシングスタイルを目指しますか?
今日はちょっとだけまじめに、自分に合ったスタイルを目指そう!
今日のテーマは、自分に合ったキックボクシングやボクシングのスタイルを知ることです。 運動やトレーニングを続ける上で大事なのは、自分の体格や特徴を理解して、無理なく楽しめるスタイルを選ぶことです。
まずは身長・体重で自分のスタイルを確認
自分の身体の特徴を知ることは、戦い方を決める大事な第一歩です。
目安:
- 身長高め + 体重軽め → アウトボクサー
- 身長低め + 体重重め → ファイター
身長と体重の関係は、「身長 − 体重 = 100」を基準に考えます。
- 身長 − 体重 = 110 → アウトボクサー寄り
- 身長 − 体重 = 90 → ファイター寄り
例えば、体が痩せて100から110になった場合はアウトボクサーに、筋力が増えて100から90になった場合はファイターに寄せると、自然に自分の体を活かしたスタイルが作れます。
※これはあくまで身長と体重だけを基準にした簡易目安です。この後はもっと細かい技術や戦略を考える必要があります。
大事なのは「自分が好きなスタイル」を目指すこと
最も大切なのは、自分が楽しめるファイトスタイルを選ぶことです。 プロを目指すわけではない場合、試合の勝ち負けだけを考えるよりも、自分がやっていて楽しいスタイルを選んだほうが長続きします。
もちろん、試合で勝つことを最優先にする場合は、体格や筋力、得意技に合わせて戦略的にスタイルを選ぶ必要があります。 また、筋肉があってもリズム感がない人は、リズムを活かすスタイルよりも、パワー重視のスタイルの方が向いているなど、体の特徴や運動能力もスタイル選びに関係してきます。
身体の特徴を理解して戦いやすくする
身長や体重だけでなく、筋力や柔軟性、反射神経、持久力など、体の特徴を理解することも大切です。 自分の得意な部分を活かすことで、無理せず効率的にトレーニングでき、試合や練習でも力を発揮しやすくなります。
手足・胴体の長さでのスタイル目安
- 自分の身長に対して手足が長い人 → アウトボクサー
- 胴体が大きい人 → ファイター
つまり、リーチがある人は遠距離戦に強いアウトボクサーを目指したほうが自然です。 胴体が大きくパワーがある人は、接近戦や踏み込みが得意なファイターに向いています。
戦術の基本
手足が長い人(アウトボクサー向き)
- 高く構える(真っすぐ立つ)
- スタンスは狭め
- ガードの位置は拳半分くらい低め
- 体重配分は前対後 50:50~30:70、前足をすぐ上げられるくらい
- 相手を懐に入れさせず、遠くから攻撃する
- 前蹴りやジャブを上手く使い、相手が入りにくい戦い方を目指す
胴体が大きい人(ファイター向き)
- スタンスは少し広め
- 頭の下げすぎに注意
- ガードは拳半分くらい高め、相手の足元が見える位置
- 体重配分は70:30~50:50
- 手足が短いため距離を取られると先手を取るのが難しい
- フェイント → 相手の攻撃 → 自分の攻撃 という順で先手を取る
まとめ:焦らず楽しむことが一番
- 身長・体重・筋力・リズム感など、自分の特徴を理解する
- 手足・胴体の特徴に合わせた戦術を意識する
- 無理せず、自分が楽しめるスタイルを目指す
自分の体に合ったスタイルを知り、楽しみながら練習することが、長く続けられる秘訣です。 トレーニングは焦らず、自分のペースで。楽しみながら少しずつ上達していきましょう!
参考にしている考え方:「つようま(強くなるより上手くなれ 40歳からのキックボクシング)」 40歳からでも、自分の体に合ったスタイルを理解して、焦らず楽しみながら上達していくことが大切だと感じます。
